概要
少子化が進み、財政も縮小する中、小学校、中学校をそのままの規模で残すのか?あるいは統廃合するのかは大きな課題です。
それぞれ、メリットもデメリットもあるでしょうし、小学校と中学校でも事情は異なります。
また、学校ごとの事情、地域の特性なども影響し、「1つの統一された解決策」というのは出しにくいのが実情でしょう。
そんな中でも、私たちは議論を重ね、メリットとデメリットをシミュレーションして検討し、それを関係する人に共有して意見を集め、意思決定していかなければなりません。
肯定的な意見
学校統廃合に関する肯定的な意見は、以下の点が挙げられています。
- 小学校・中学校の統廃合をできるだけ早く進めるべきという意見が多数を占めています。
- 少子化の進行が主な理由として挙げられています。
- 税金の無駄遣いを避けるため。
- 教育の質の維持のため。
- 子どもの競争意欲の低下を防ぐため。
- 中学校の部活動が難しい現状があり、広い視野での統廃合が必要であるため。
- 備前中学校の統合はできるだけ早く進めるべきという具体的な意見もあります。
- 各学年1クラスしかない現状の学校(吉永中、三石中、伊里中、日生中など)を指摘し、統合を求める声があります
- 中学校は絶対に早く統合すべきという強い意見も出ています。
- 子供が増える見込みがゼロである現状を背景に、統廃合が必要とされています
- 学校の統廃合を考える時期が来ている、あるいは学校の合併を進めてほしいという意見もあります。
- 小・中学校の統廃合と再編について、議論の場を設けることを求める声もあります(30代3児の父)。
否定的な意見
学校統廃合に関する否定的な意見や懸念としては、以下の点が挙げられています。
- 学校は地域の中心であるため、学校がなくなることで地域が寂れていくことへの懸念が示されています。この点について、統廃合に伴う地域課題への手当を求める声もあります。
- 学校の統廃合を進めるにあたり、学校ごとの課題や、統廃合後に地域に残る課題が出てくることへの懸念が表明されており、それらの課題にどう対処するのかという問いも出ています
- 「学校の統廃合について再考してほしい」という意見も存在します。